五稜郭の箱館奉行所を見学
五稜郭公園の中に復元された箱館奉行所。
ペリー来航の幕末から明治維新まで、函館の歴史を語る人気の観光スポットです。
あれ? 観光客の姿が全くありません💦
以前は修学旅行生が集合写真を撮ったりして賑わっていましたが、緊急事態宣言の影響には驚きます・・・。
いつもは素通りしていたけれど、この際だもの見学することに!
まずは再現ゾーンへ。
4つの部屋からなる72畳の大広間。
畳、柱、天井、障子など忠実に再現されています。
風や光が通る欄間がステキ~。日本の和風建築っていいですね✨
ここにお奉行さまが座っていた? 榎本武揚、土方歳三は?
誰もいない大広間。ガイドさんもいなくて私だけ。ちょっと怖い!
柱の「釘隠し」
細かいところにも職人さんの技が光っています。
大広間の脇には畳廊下。
誰もいないから走っちゃう?
続いて歴史ゾーンへ。ざっくりですが、
★箱館開港により、江戸幕府の役所として完成(1864年)
★榎本ら旧幕府軍がやってきて占拠、箱館戦争の舞台になる(1868~1869)
★新政府軍が勝利、その後に解体される(1871年)
えっ、存在したのは たった7年間。
屋根の上に突き出ているのが 太鼓櫓(たいこやぐら)ですね!
箱館戦争では目立ち過ぎて照準にされ、砲撃により死傷者も出たそうです。
いやぁ見学してよかった。。。
箱館奉行所の周辺に植えられているアカマツは、とても立派!
樹齢150年、五稜郭を当時からずっと見守っています。
そのアカマツと新しい建物、いい感じに調和していました。